2020年8月28日金曜日

油断せず、感染防止対策の徹底を!

兵庫県内の新型コロナウイルスの新規感染者数は、8月26日に一週間移動平均30人を下回り、7月29日から28日ぶりに「感染増加期」に戻りました。
しかし、社会福祉施設や酒類の提供を行う飲食店などでクラスターが発生しています。
新規感染者の濃厚接触者や関係者には直ちにPCR検査を行い、その確定のもと第二次感染を防止し封じ込めています。また、医療体制に不安はありません。
県民、事業者の皆様には、引き続き、次のことについて、取組の徹底をお願いします。

【県民の皆様へ】
○東京や大阪など、県境をまたぐ不要不急の移動を自粛しましょう。
 特に、接待を伴う飲食店など感染リスクの高い場所への出入りを控えましょう。
○感染防止対策がなされていない酒類の提供を行う飲食店、歌唱を伴う飲食店の利用を控えましょう。
○発熱が続くほか、倦怠感、味覚障害等の症状があれば、帰国者・接触者相談センター(保健所)へ相談してください。
 特に発熱や咳などの比較的軽い症状でも、高齢者や基礎疾患をお持ちの方などは、早めにご相談ください。
○接触確認アプリ「COCOA」、「兵庫県新型コロナ追跡システム」の利用をお願いします。システムから注意喚起情報が届いた方は、症状の有無に関わらず、PCR検査を受けることができます。
○「3密」の回避、マスクの着用など、引き続き「ひょうごスタイル」に取り組んでください。
○患者、医療・福祉関係者、お店などへの誹謗中傷や差別などは絶対にやめましょう。

【事業者の皆様へ】
○ガイドラインに基づく感染防止対策を徹底しましょう。「感染防止対策宣言ポスター」を掲示してください。
○酒類の提供を行う飲食店や歌唱を伴う飲食店など、感染リスクの高い店舗等は、特に対策を徹底しましょう。
○従業員等の発熱などのチェックをし、症状がある場合は仕事に従事させず、受診を勧めましょう。
○3密になりやすい職場での会議を避け、在宅勤務(テレワーク)や分散出勤、サテライトオフィスの取組を定着させましょう。
○「兵庫県新型コロナ追跡システム」への登録と、施設内でのQRコードの掲示をお願いします。

【医療機関・社会福祉施設関係者の皆様へ】
○重症化しやすい高齢者等に配慮し、社会福祉施設では、職員、通所者等に対する感染防止対策の徹底をお願いします。
○少しでも健康の不安がある職員には、直ちに受診・検査を促しましょう。
○直接面会をなるべく控え、リモート面会等に切り替えましょう。

【関係の皆様への感謝】
○医療関係者等、頑張っておられる方には感謝の気持ちをもって応援しましょう。

これからも油断せず、県民の皆様、事業者の皆様一人ひとりが「うつらない・うつさない」との強い思いで取り組むことが大切です。一層のご理解、ご協力をお願いします。

令和2年8月28日
兵庫県知事 井戸 敏三

兵庫県新型コロナウイルス感染症対策本部

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